笑顔のアイドル☆
連司先輩の心は少し充たされたのかもしれない。




一方、体育倉庫から出たあたしたちは…。



「…捺綺…ごめんね…。でも、あたし捺綺に言われて目が覚めたよ。ありがとう。私のために連司先輩にまで話をしようとしてくれて…ごめんね…。」



涙であまり見えなかったが、美里はいつもの笑顔をあたしにむけてくれていた。



よかった…。
仲直りできたぁ…。




ここで少し我に返る。


「…そういえば…なんで体育倉庫にあたしがいるってわかったの?それになんで美里と大和と瑠璃と陽翔先輩が一緒に…?」


あたしの問い掛けに、3人は顔を見合せ、しばらくして大和が応えた。
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