雨のち晴れ時々曇り
「...来年から恋愛運は
上がってる。
昔の男を追いかけるより次に
進むべきだ。
もし戻れたところであなたも
彼も不安のままさ。
またダメになる。
それに向こうはあなたの事を
今でも思っている?」



私は言葉がなかった。

頭ではわかっていた事をまた
思い知らされた。


忘レナキャイケナイ


私が振り回して傷つけた。

もぉ彼を振り回して傷つけ
ちゃいけない。

傷つけたくない。

でも...でも?


私が彼の事考えてる間も彼は
私の事忘れようとしてる。

私が彼の影を追い掛けてる
間も彼は私の影を振り切ろう
としてる。


彼の中に私は無い。


私はこの時本当に想いを
断ち切る事を決めた。









数日後2対2で遊ばないか
という地元の友達の美佳から
のお誘いメールが来た。

相手は同い年の他大学生。

私は決心してメールを打つ。

<行く>



私の決心は固まっていた。

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