BlueRoseの世界〜詩〜
星の光が届くまでに



世界のどこかで

今この瞬間にも

自らの手で

いのちの燈を

吹き消してしまうひとがいる



一日一日を大切に

生きようとしている

ひともいる



冬の間に雪に押し潰され

それでも花は

美しく咲いている



いのち



この世に産まれたときから

死にむかって


時が刻まれる





何のために生きるのか

何のために

死に行くのか

答えはあなたのこころの中に



死ぬために

産まれたわけじゃない


あなただけができること

あなたをわたしが覚えていること


わたしが

みんなが

あなたを忘れない


記憶にとどまる限り

あなたは


私たちの心で

永遠に輝く

星の

ように
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