BlueRoseの世界〜詩〜
綿菓子の頃
お祭りの人ごみ



肩車して



誰よりも高く



いる気がしていた






握りしめた



綿菓子のふくろ




雲でできているのだと




信じていた






たくさんの




涙も



笑顔も



嘘もついた



だけど


あの頃を


汚すことはなく





わたしの



瞳は





あの時のように




今も




澄んで




いますか
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