BlueRoseの世界〜詩〜
空中ブランコ
手の中のナイフは星のようだね
ねえ
君はひとりでも
立ち上がれるんだよ
気づかないふり
しているけれど
君の弱さは
僕をしばり
ここから動けない
手をさしのべるほど
優しくもなれず
僕を失ってはもう生きない
と呟く
君をおいてもいけず
この
空中ブランコは
行ったり来たり
何が優しさで
何が強さなの
何が愛で
何が弱さなの
ブランコにのったまま
ゆれている僕
うけとめる人もいないままに