チェリーガールアタシが処女と闘った日々
ーーアンタって…どこまで自信過剰なわけ
ーーそれに…その亜耶ちんって…何なのよ
ーーま…世界選手権でもあったら…ブッチギリの金メダルってとこよ
余りの馬鹿さに…もうどうでもよくなっていた。
するとソイツはすくっと立ち上がりアタシの腕を掴んで…
「じゃ行こ」
と言って走り出した。
ーーえっ…行こうってどこへ
ーーまさかラブホとかイヴのこんな時間に空いてるわけないし
ーーしかも…そんないきなり…
ーーなんて…無理だし…
ーーまだアンタと逢ってまだ1時間も経ってないわけだし…
ーー無茶苦茶じゃん