チェリーガールアタシが処女と闘った日々
部屋に戻っても…ずっとアタシは放心状態だった。
真由がアタシを気遣かってくれ…何かと…はしゃいで…
「亜耶…梅酒…飲もう…ねっ」
そう言って…プシュっと…梅酒を開け…アタシの手に冷え切った缶を持たせる。
アタシは何も考える力もなく…真由の励ましも…ただ空回りするだけで…
さっきの光景がアタシの頭から消えることはなかった。
真由の言葉も…耳に入らない位…
今日のアタシはどうかしていた。