チェリーガールアタシが処女と闘った日々
「そうなんですか」
「今日もメールで話した…めちゃめちゃ悲しいことがあったって…言ってたじゃないですか…覚えてます」
「あ…あれ…覚えてますよ。」
「去年のイヴの日…その時付き合ってた彼氏とホテルに行ったんです。」
「……」
「アタシも、その彼に嫌われたくなくって…バージンだってこと話してなかったんです。」
「言えないですよね…そんなこと…好きであればあるほど…」
「で…彼がシャワーを浴びてる時…聞かれたんです。」
「何て」
「チェリーガールじゃないよねって…アタシがその言葉に…ヘッって思ってたら…チェリーガールは面倒臭いからって…」
「そりゃないよな…解ります…その気持ち。」