チェリーガールアタシが処女と闘った日々
颯斗はその頃…新婦の控室から出て…新郎の控室へ向かおうとしていた。
そこへ…亜耶がすっぴんにバジャマのスエット姿で…裸足のまま走って来た。
颯斗が部屋のドアに手をかけた時…
「ハヤト〜〜っ」
と亜耶が叫び…それを聞いた颯斗は驚いて振り返る。
「亜耶ちゃん…」
ーーハアハアハア…
「ごめんなさい。でも…どうしても…最後に伝えたくて…」
颯斗は狐につままれたように…亜耶を見つめた。