チェリーガールアタシが処女と闘った日々
最後の勇気を振り絞って亜耶は自分の思いのたけを叫んだ。
「今日…颯斗さんに伝えなかったらたら…もう一生…逢えないと思ったら我慢できなかった…
アタシが楢崎家の人間じゃなかったら…アタシ達…結婚できたかな…
もし…そうだったら…颯斗…アタシと結婚したかった
半年ずっと颯斗に逢いたかった…
行かないで…お願いだから…
颯斗が好きな女になるから
颯斗がいなくなったら…もう…アタシ…一生…結婚なんかしない
一生…バージン守る
颯斗以外なんか考えられない
アタシ…我が儘で…ヘタレで…料理も下手で…性格ひん曲がってて…
悪いとこ全部直すから…どこにも行かないで…
NEYOだってもっと覚えるし…胸大きいのが好きなら整形でもなんでもするし…エッチだってもっと勉強するから
アタシの傍にいてよ
お願いだから…お願いだから…
いなくならないでよ〜っ」
亜耶の告白を聞いた回りの人間はみんな呆れ返り…
亜耶はそう叫ぶと…走って出て行った。
「亜耶〜」