チェリーガールアタシが処女と闘った日々
「アキちゃん…それじゃ…ワシはアンタの父親にも…アンタにも…」
「いいんです。このまま結婚してても…きっといつかは…離婚してたから。」
「いややっぱりダメじゃそんなことしたら…柳木家が笑いもんじゃよ。」
「おじ様っ…そんな我が儘言ったら…いくらおじ様でも許さないからっ」
「アキちゃんに…そう言われると弱いんじゃ。」
「パパとママにはアタシから言いますから…それと…楢崎病院にはロイドから融資させるようにしましたから…それも…ちょっかい出したりしても…許さないからね…おじ様」
その頃…亜耶はマンションの近くの公園のブランコに座って…まだ泣いていた。