チェリーガールアタシが処女と闘った日々


亜耶は別のカフェに一人でいた。





真夏になり、アイスティーに浮かぶ氷が琥珀色の液体の中で揺れていた。






そこに真由がひょっこりと…顔を出した。






「亜耶っどうしたんいきなり逢いたいなんて…」



「あ…アタシ…アイスオーレで…。」



「ごめん…」



「ううん…別にいいけど…男もいないアタシには休みなんてあっても無用の長物やしね。」



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