チェリーガールアタシが処女と闘った日々
亜耶は一人…中庭で泣いていた。
そこに颯斗がやって来た。
「亜耶…ゴメン…赤ちゃんができてたの…俺…知らなかったから…」
「知らなかったら…こんな悪戯していいわけ」
「ゴメン…昨日まで…ずっと…研究室こもってて…亜耶から電話とメールが来てるの…気付かなくて…」
ーーだから何よ…
ーーこんな悪戯して…
「で…急いで電話したら…留守電になってて…慌てて…真由ちゃんに電話してみたら…亜耶がこっちに来るって聞かされて…その話を研究室の奴らに話したら…亜耶が来たら…内緒で結婚式を挙げようってなって…」