チェリーガールアタシが処女と闘った日々
で…女が集まりガールズトークになると…決まって最後はHの話とかになってしまう。
ーー流石(サスガ)に…この歳でまだ処女です…
なんて人には話せないから…いつも強がってHの経験位はある…なんて嘘をついてきた。
でも…その度(タビ)…虚(ムナ)しくなる。
この前の女だけの飲み会でも
ーーアタシはやっぱり座位が好きだな〜…ピッタリと密着した感じと…彼が激しく動く度に…クリちゃんが微妙にこすれるっていうか…キモチいいんだよね〜
ーー麻里は
ーーえーっアタシ〜…アタシはモチ正常位だな。
ーーじゃ亜耶は
ーー(来た…どうする)えっ…と……アタシ…
ーーそういや…あんまり亜耶の下ネタ聞いたことなーい
ーーだよね〜亜耶はどの体位が好きなの〜
ーーえっと…アタシ…そうだな…バックかな〜
ーーええ〜っ亜耶って以外とエッチなんだ〜
ーー(えっ…バックってエッチなの)
チェリーガールをごまかすために話を盛り上げようと、アダルトビデオを夜中こっそりとレンタルして…研究したことは何度もある。
だから…変な知識だけはついてしまってる始末。
こんな話…友達にも…職場の同僚にも…後輩にも…親にも…
まして彼氏になんか言えない。
今は運よく彼氏はいないからそれだけは…心配ないけど…。
とにかく…そのことだけがアタシの唯一(ユイイツ)の欠点で…
ーー嘘つけっ欠点なら他にもあるだろ
そうでした…唯一のアタシの悩みの種。