君だけを...
そんな話をしていたら教室についた。


「可憐、あのね俺ね…。」

なんだろう?

「どうかした?」


悠也がその続きを喋ろうとした瞬間、

「可憐、瑠美ね今日バイトだから先に帰ってて。」


そう、瑠美が私に声をかけた。


「あ、うん。わかったよ。先に帰ってるね。あ、悠也どうかした?」


「なんもないよ?」



< 37 / 70 >

この作品をシェア

pagetop