君だけを...
そんなの、無理だよ?悠也だって無理なのわかるじゃん?

「ごめん___。」

私は悠也にそう言って、走って部屋に戻った。

「おかえりぃ☆可憐、遅かったじゃん!何かあったの?」

…。なんて答えたらいいのだろう…。


わからなかった私は、思わず嘘を付いてしまった…。

「えっと、ほらここのホテル広すぎてどこにジュースが売ってるかわかんなくてずっと探してたの。だから遅れたんだ…。ごめんね」


なんで嘘なんか付いちゃったんだろう…。
ごめんね、瑠美。。。。


「そっか、あ、ジュースちょーだい☆」

「え、あ、うん。わかった。はいッ!」


私は瑠美にジュースを渡した。。

「ありがとね☆」



























< 61 / 70 >

この作品をシェア

pagetop