大人な君へ
注目をあびた授業も
おわり……



それぞれがサークルを
みてまわる時間になった



入らないでいたつもり
だったがよくよく
きくと…サークルは
はいらないと
いけないらしい



要するに単位に
なっている…



しらなかった…



「よし!!サークルみにいくか」



のんきなたつやの声と
共に教室をあとにした



サークルへ移動中
この大学の広さに
度肝をぬかれた



サークルの数は
ざっと40はある…



ありすぎだろ…



資料をみていたら
関係なさそうなのや
なんだこれ…というような
ものまである。



こんなにでかかったんだと
改めておもった



「えっと…どこっていってたかな」



ありすぎるのもダメだな
なにがなんだかわかりゃ
しない……………



「たつや…まだか?」



もうだいぶ歩いている
いいかげんみつけても
いいころなはず



「もうちょいまってくれ(汗)」



たつやは少し焦り気味に
答えながら教室をさがした



「たつや!!!」



誰かがたつやを呼んでいた
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