大人な君へ
なぜか紹介がすんだあと
席替えをすることになった



「ゆうすけっおまえも移動
しろよな☆」



きょうへいさんにどつかれ
しぶしぶ移動をした



すると千佳が俺の隣に
すわってきた



もお心臓が止まりそうな
くらいドキドキしていた



「ねっ…………」



話かけてきたのは君だった



「あっ……どうも」



それしかいえない俺…



「入学式の日…隣だったよね?」



ちょっと戸惑い気味に
千佳がきいてきた



「あっ………………うん
おぼえてるよ」



下をむきながら
千佳の質問に答えた



「やっぱり。どっかでみたなって
おもってたね」



にこりと微笑む千佳
その笑顔がとても素敵だった



「ちょっとぉ〜千佳っ交代っ」



ギャルっぽぃ声がした
あゆみだ………



せっかくいいかんじだったのに
邪魔すんなよとおもいながら
再び下をむく



「ごめんあゆみ。またね。」



あゆみに誤りながら千佳は
俺に微笑みかけ
斜め向かいに腰をかけた



うざいやつがきた………
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