大人な君へ
うつむいたまま
話かける



「ううん。きにしないで」



千佳はやさしく微笑えんだ
その笑顔がみれたとき
俺は千佳に釘付けだった



そこから会話がとぎれた
沈黙がとても長くかん
じられた……



「この大学生活を充実した
ものにしてください」



学園長の言葉と共に
入学式はおわったた



ふと我にかえった俺は
君の姿がないことに
きづいた。



俺はもお会えなのかと
がっくし肩をおとした



「あれ??…ゆうすけ??」



体育館を出ようとすると
懐かしい声がした。
ふりかえると…



「やっぱゆうすけじゃん!!」



がばっと肩にもたれかかって
きたのは幼なじみのたつや



「えっ!?たつや」



ビックリして倒れかけた



「おまえもこの大学やったんか☆」



「ああ。おまえも一緒だったなんて
ビックリした。」



たつやとは高校のときに
別れたきり会うのが
久しぶりだった
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