大人な君へ
「―きにしないで」


君の優しい声が
頭になんども
ひびく……



君のことか頭から
はなれない。



君の存在が女恐怖症
だった俺を一目で
かえてくれた。



きのいい話だな



でもあんなに緊張した
のは初めてだった。



「………………はぁ」



ベットにもぐりこんだ
まま俺はため息ばかり



「もお会えないよな…」



ちょっとショックだった
やっとまともに恋が
できるだろお



心を許してもいいだろう
そぉおもえたのに



――――――――――



昨日はどうやらいつのまにか
ねてしまったらしい



「……いってきます」



朝テンションの上がらないまま
大学へと向かう。
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