大人な君へ
ゆうすけの力になれない
自分の無力さ…………



でも支えてあげたい
私に出来ること…
それがなんなのか…



「ゆうすけくん…まだきてないね」



あゆみは少し残念そうに
いった…………



「こんなにはやくこないよ…
私ちょっと…」



緊張して頭が真っ白になった



「…わかった…私奥の部屋いるから」



あゆみはそっと肩に手を
そえ奥の部屋へいった



どうしよう………
心臓がドキドキしてる…



私は教室を出て
屋上へ向かった



「はぁ………………
私どうしたら」



屋上の冷たい風をあびながら
周りをみてみる………



これから私はゆうすけを
どう支えるかが課題だ



ずっとずっと…………



ゆうすけに対する自分の
気持ちがわかってしまってから
胸が張り裂けそうな思いだ…



これが恋なのかな…………



ゆうすけは私のこと
どう思ってくれてるのかな…



いろいろ考えるにつれて
つらくなってきた…



こんな私が大口たたいて…
ホントにいいのかな…
あゆみはあーいってくれたけど



私はホントにこれで
いいのかな………
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