大人な君へ
「悪かったな…………」



ゆうすけはなぜかあゆみに
攻撃的だった……



「べっつにぃ」



あゆみはゆうすけにふーんと
したかんじの顔をした



「千佳☆トイレいこッ」



「え??ぅん」



あゆみはいいからっというと
私を引っ張って
教室をでた………



「千佳?大丈夫?」



あゆみは私の顔をみると
眉間にシワを寄せ
覗きこんできた



「あゆみぃ〜(泣)」



私は急に肩の荷が取れて
我慢していた涙が
あふれだした



「よしよし…」



あゆみは優しく私の頭を
撫でてくれた



「どうしたらぃぃのかな…
私………私」



涙が止まらない……



「とりあえず…トイレいこ?」



「うん…………」



ぐずりながらも私は
あゆみに肩をもたれ
一緒にトイレに行った



もうわからない………



支えたいのに………



ゆうすけの気持ちが
しりたいよ………
< 76 / 111 >

この作品をシェア

pagetop