大人な君へ
「あゆみ…ありがとう!!」



私はあゆみにお礼をいうと
すぐさまゆうすけのあとをおった



思い切り走った



ゆうすけのそばにいたい…
その一心で



いた!!!



少し前をゆっくりと歩く
ゆうすけがいた……



「ゆうすけっ…」



必死に彼の名前を呼んだ



ゆうすけはゆっくりと
振り返った



「大丈夫??」



息を切らしながら話す



「うん…
千佳大丈夫か…?」



初めて私にふれてくれた



「…うん!!大丈夫☆」



明るくしなくちゃ!!



「少しはなせないかな?」



熱あるのに…なにいってんだろ



「うん…」



「歩きながらでいいから」



ちゃんと私が支えていくって
こと伝えなくちゃ…!!



「私…ゆうすけの力に
なりたいの…」



少し会話をしたあとに
私はゆうすけの腕をつかみ
そういった……



ゆうすけ………



ぎゅっ…………



え!?



急にゆうすけに抱きつかれた



「ゆうすけ…?」



「ごめん…少しこのままで…」



なんだか嬉しかった
ゆうすけに少し近づけた
そんな気がした
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