大人な君へ
たつやと二人で教室へ
向かう…
どうやらたつやとは
まったく同じの選考だった



助かった………



心の中で安心した
たつやは心強い



「ほんとお前ちっちゃい
ときからよく女に
からまれんなぁ」



そうだった。俺小さい頃
から女の子に声を
かけられてきた。



俺のどこがいいんだか…



でもやっぱり中身が
ばれるとすぐ女の子たちは
ころっと逃げていった。



「そうだったな。しばらく
逃げてきてたから忘れてた」



まだどことなく震える足
を気にしながら
たつやと歩いていた。



「そうか☆おっ
ここや」



たつやは笑いながら
教室の扉を開けた。



ざわざわと教室内は
にぎやかだった



人数の多さに俺は
ビックリした。
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