大人な君へ
忘れかけていた
涙は止まらない………



「………………う……」



声を殺しながら泣いた…



しばらくして連絡がついた
親がやってきた…



母さんは姉貴の遺体を
みるなり大声でないた



いつもは強いオヤジも
母さんのそばで一緒に
泣いていた……



俺はもぉ涙が体中から
枯れてなくなったかのように



ただただ黙って二人を
見つめるだけだった…



姉貴………………
ごめん…………



しばらくして俺たちは
家へ帰ることにした



「ゆうすけ……」



親父は俺を手招きでよび
ぎゅっと抱きしめてきた



こんな親父をはじめてみた…



親父……………



プルル



3人で家へ帰っている途中
電話がなった…



「あ………ごめん」



俺は親に断りを入れ
電話にでた……
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