大人な君へ
千佳はきょとんとしていた



「え?…知らなかった?」



知らないもなにも…



きいてませんけどぉ!!



「あはは☆私地元ちがうもの」



千佳はにこっと笑うとそう言った



「そーだったんだ」



付き合ってたのにしらなかったよ



しばらくしてお腹がすいた



「なぁ…千佳おなかへった」



少し照れくさそうに
いうと千佳はアハはと笑った



「ゆうすけったら
よかったらご馳走するよ」



千佳はそお言うとうちにくる?
ときいた



「え?…………いいの?」



千佳の手料理が食える!!!



「うん☆とっておきの作るよ」



千佳はにこりと笑い
さっいこっと言った



俺はそれにつられ
ゆっくりと歩いた



A学校からしばらく
歩いたところに
小さなアパートがあった
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