Maybe.
そのメールは、サブアドにメールが来たことを知らせる通知だった。
プロフに載せていたアドレスに、メールが来た。
『よかったらメールしよう^^』
ありきたりな内容だった。
他に好きな人ができてしまえば、先生のことなんて気にしなくなる。
そう期待してプロフを作った。
もちろん、返事は返した。
『あたしなんかでよければ★』
ほんの遊び半分の絡みだった。
暇だったから。メール相手が欲しかったから。
『なんて呼べばいい?俺は将。』
『里香かな?将は年上っぽいけど…』
『いま20歳。上だけど敬語はいいよ。』
『ありがとう!実は敬語ニガテ…』
『敬語にニガテとかあんの?笑』
誰とメールしても、最初のやりとりはこんな感じだった。
恒例のように好きなタイプの話にもなる。
でも他の人とのメールよりも、楽しかった。
なぜかは分からなかった。
これも、運命?