好きだよ、、今もずっと――

翌日――

遊楽は早々と学校へ登校し,祐くんが来るのを待っていた。




と,そこに祐くんが来た。
祐くんは自分の席に着席すると,遊楽に話しかけた。

「遊楽ちん,おはぁ〜」

祐くんは変な顔で,あいさつをしてきた。遊楽はそれがおかしくなって,吹き出してしまった。


「ぷッッハハハ…おはよッ。」

「朝から良い笑顔やなッ!!僕,遊楽ちんに惚れ惚れしちゃうじゃんかぁ〜!!」


「冗談はやめぇ〜ッ!!つ-かッ!!さっきから何で『遊楽ちん』なのッ!!?気持ち悪いわぁ〜」


「ひどッ!!君のダーリンでしょ!!?」

「何を言ってるん!?祐くんがあたしの彼氏なんて‥考えられないよ〜」

「……」

祐くんは急に悲しい顔をした。

「祐くん‥??」

悲しい顔をしたと思ったら,次は笑顔で

「泣くと思っただろ!?」

「嘘だったのォ〜!!?祐くん泣いちゃうのかと思って,一瞬心配したよォ〜」

「俺,強い子なんで!!!」

また遊楽は笑った。

「祐くんと居ると笑いが止まらないよッッ!!!」

「ずッと笑顔でいろよ!!?」

「えッ!!?////」

祐くんのこの言葉は,まるで『ずっと一緒にいて』と,言ってるように聞こえた。


< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop