海に届いた手紙
休み時間のたびに

達哉に話しかけた。

「ねえ…斎藤君。」

私は、いつもの作戦を使っている。

「お前…なんなの?」

「何って…斎藤君いいなあーって…。」

「意味不明。」

腹立つー!

こんなこと、初めて……

男がここまで私になびかないなんて……
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