海に届いた手紙
私の肩に手を置いて

顔を出してきたのは、

いかにもチャラそうな人。

「本当じゃん!誰~?」

女の人が言った。

「どうした?座んなよ。」

女の中でリーダー優が言った。

「失礼します。」

「なんで、こんなとこに?」

「なんとなく……」

私は、初めて会った人なのに……

今までの自分、そして達哉のことを話した。

「そっか~…」

「軽蔑しますよね。」

「しないよ?ここにいるのは、あんたみたいなやつばっか。」

「え…」

「だから、変わんないって!」

「そーだよ!てか、名前なんつーの?」

「奈美…。」

「奈美かあ~!」

それで、みんな自己紹介をしていった。

「好きなだけここにいていいから。」

「はい。」

優さんは、優しくて…すごく安心できた。


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