海に届いた手紙
「達哉!!」

「奈美……」

「ごめんなさい。」

消えそうな声で謝った。

「いや…俺も悪かった。」

涙で達哉の服を濡らした。

「とにかく…話聞くから、家おいで。」

私は、頷いた。
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