私の初恋、、、
~昼休み、屋上にて~

ガチャ。


ドアを開けると、三浦君はもういた。
なんか、いつもより近いから余計にカッコよく見えるんだけど・・・


「ごめんね。まった??」

「別に。俺こそごめんな。こんなところに呼び出して。」

「そんなことは、別にいいよ。それで、話って何?」

「あのさ、俺静那ちゃんのことが、好き。」

「え・・・うそでしょ。」

「うそじゃないよ。」

「私も、ずっと前から三浦君のことが、好き。」

「ほんとなの?」

「ほんとだよ。」


なんか、泣けてきちゃった。


「ちょ、何泣いてんだよ。」

「だって・・・嬉しかったんだもん・・・」

「だからって泣くなよ。おれが泣かせたみたいじゃねーかよ。」

「そうだよ。三浦君が泣かせたんだよ。」

「あのさ、そろそろ、昼休み終わるんだけど・・・」

「ごめん。」

「じゃあ、戻る前に一つだけお願い。」

「え、なに?」

「俺のことさ、三浦君じゃなくて、潤って呼んで。」

「いいよ。じゃあ、私のことも静那って呼んで。」

「分かった。」



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