[企]クリスマスイヴの日に。
…………………ポトッ…
「……とれた……」
「うそ…」
あっさりとれたから
ヤッパリ明衣の反応は少し薄い。
「すごいっ~!!♪」
「…え」
「充悟ツすごいよ!いつの間にそんなゲーセンオタになったの~~~?!きゃー」
「ほめてないぞ~それ。」
きゃっきゃと笑う明衣。
そんな明衣を遠く感じてしまう。
「……はい。
充悟……おめでとう!」
明衣は欲しがっいた人形を俺に返した。
「いらないの?」
「…………いいのっ?!?!」
「俺こんなんいらないし。」
「…やっぱー………………いい。」
「なんで?」
明衣の様子がおかしかった。
「か、彼女にあげなよ」