in Love with You (Short story)
処女
そうして9月も過ぎ、私が学校から姿を消してから1ヶ月が経った頃、親も流石にうるさくなりだした。


「中学だけは卒業してちょうだい」

部屋のドア越しに聞こえるお母さんの声。

でも、入ってこない。

私を恐れているのだろうか・・・

なんかむかつく。

だから、無視してた。



また夜中。私達の秘密の会話は繰り広げられる。


ママとか、マッキー奈とか、みんなどうしてるんだろう。


全くと言っていい程、もう彼女達とは話さなくなっていった。


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