in Love with You (Short story)
結局、私は久々の制服に袖を通した。


昨晩もたぁとの会話に夢中で、ほとんど寝れなかった。


たぁも、もしかしたら学校へ行ってないのかもしれない。





お父さんは早朝家を出る。

お母さんと妹は私が学校へ行っていた時、私より少し遅めに家を出ていた。


だから、健太が迎えに来る時、お母さんと妹が家に居るわけで・・・・

私は、健太とお母さんに顔を合わせて欲しくなくて、渋々行く事にした。



「春菜、学校行くの?」


妹と朝食を取っているお母さんが目を丸くして聞いてきた。


「今日だけね。」


「そう。」

少し嬉しそうなお母さん。

そんな顔しないでよ。

罪悪感感じるじゃん・・・。
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