in Love with You (Short story)
男の子と自転車二人乗りとか・・・・・


有り得ないんですけど・・・・


健太なのにドキドキしてしまう。




でも、久々に浴びる朝日はすごく眩しくて、そして、やっぱり気持ちよかった。


健太に後ろから抱き着いている自分が恥ずかしかったけど、なんだか、現実の世界がちょっと好きになれる瞬間だったのは、確か。




「健太、どこ行くの?学校行くんじゃないの?」


「今日はサボり!」


「え?」


健太は私に学校へ行って欲しかったんじゃないの・・・?


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