in Love with You (Short story)
「もしかして・・・・・。たぁって・・・・健太だったの?」


こんな偶然あるのかと思った。


それよりも何よりも、私は今までの私達の会話を思い出して、顔が真っ赤になってしまった。


だって、ネット上で、どこの誰かも分からないからあんな事できてたのに・・・・・。



「なんで・・・・分かったの?」


「夏休み明けに春菜も学校来てなくて、しかも中二で、住んでる所も一緒だったから、有り得るかなぁと思ってさ。そしたら昨日、チャットで言ってたじゃん。友達が迎えに来るから明日は久々に学校行くって」


すごく複雑な気分だった。



嬉しいような・・・・あっという間に現実に戻されて悲しいような・・・



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