実の弟に恋をしました。



─────


───



それから陸は、長い長い時間をかけて真実を話してくれた。



時折見せる苦渋の表情に、胸が締め付けられそうになった。



そして全てを話し終わると、陸は真っ直ぐにあたしを見つめて口を開いた。


















「…真弥。全てを捨てる覚悟はある?」













< 332 / 380 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop