‐最愛‐
次の日の朝


~~~~♪

携帯の着信音が部屋に響く。


私は苛々しながら
携帯を手に取った。


「はい゙?」


「あっ…ごめん。寝てた?」


「ゔ~~~~……ん」


「昨日はありがとうな♪」


翔太はフッと笑いながら呟いた。


「あっ!熱…下がった~?」


私はだんだん目が覚める。



「おん!愛里のお粥食べたら
熱下がったわあ~♪

てか部屋あざーす。」


「良かった良かった。

あっ翔太部屋汚すぎ~。

うち結構潔癖やから
次は綺麗にしといてや~?」

ケラケラ笑いながら言う。


「すんませんなぁ!

ぢゃあ今から出かけるから。」


「はいは~い。」



そう言って私達は電話を切った。
< 112 / 139 >

この作品をシェア

pagetop