‐最愛‐
あっついわ~~!


私は更に苛々が増す。


そしてスーパーに着き醤油を
買い家に帰ろうとした時…




前からギャル男2人が歩いて来る。




ギャル男が私をがん見。



何やねん。苛々するわ。



「もしかして…

愛里ちゃあぁあん?」




はいっ。最悪~




「…………………菅野やん。」



「やっぱり愛里ちゃんや!!!」

菅野はニコニコしながら
私に近寄る。


「ぢゃあね~」


私はそう言って
スタスタと家に向かった。



「はい。げっちゅー」


菅野の友達らしき人が
私の手を掴んだ。


「何?」

私は睨みつける。


「今から遊ぼ~ぜ!」

そう言ってグイグイと
手を引っ張る。


「…はっ?ちょ…離して!」

私は大声を張り上げ
手を振りほどいた。






「ノリ悪っ。」

菅野の友達が私を見て呟いた。







プッチーン…


抑えていた苛々が爆発した。
< 116 / 139 >

この作品をシェア

pagetop