‐最愛‐
その時…


「あ!俺用事あるんだけど~。

恭介行こっ!

ぢゃあね~愛里ちゃんっ♪」


菅野はそう言って友達の手を
引っ張り去って行った。




何かよう分からんけど

助かった…ような~


まぁ何でもええわ。

はよ帰ろ。





私はスタスタと家に帰り
醤油とお釣りを机に置き

部屋に戻った。




「あっつ~」


そう言ってクーラーをつけ
ベッドに寝転び音楽をかけた。




枕に顔を伏せながら
さっきの事を思い出す。


何でうちの事知ってるんやろ?


また翔太に聞こ~。


< 117 / 139 >

この作品をシェア

pagetop