‐最愛‐
てかさっきから隣で…




すご~く苛々オーラが



ただよってるんですけど~…







私は顔がひきつりながらも
横を向くと


翔太が腕を組み
貧乏揺すりをしながら
外を見つめていた。





はい。翔太君怒ってま~す…



どうしよ~…どうしよ~…



とりあえず…


「翔太!海楽しみやな!」


私は勇気を振り絞り
ニッコリと笑った。




返事は…




「…………おん。」





も~最悪っ…


かなりの不機嫌だった。
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