‐最愛‐
そして私は翔太の腕を掴み
プカプカと海に浮かんだ。



「お前は本間
世話のかかる奴やの~。」


翔太はフッと笑いながら呟いた。


「だって泳がれへんねんもん!!」

私はムスッとしながら
翔太を睨みつけた。


「ふ~ん。」

翔太はニヤニヤしながら
私を突き放した。


「ぎゃあぁあーっ!!

翔太のあほーっ!!」


私は半泣きになりながら
バシャバシャと海でもがいた。


翔太はそれを見て大爆笑しながら

私のお腹に手を回し

「もう俺から離れんなよ?」

と耳元で囁いた。


私の顔は一気に赤くなる。


そして私は翔太の方へ
体を向けさせられ

「分かった?」

と翔太は意地悪そうに微笑んだ。


私は俯きながら頷いた。


その瞬間私の顎を持ち
ディープキスをしてきた。
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