‐最愛‐
家に付きソファーに座った。

「はぁぁ~…」

私は大きく溜め息をついた。







……~~~~♪♪

その瞬間携帯が鳴る。

私は携帯を開くと
知らないアドレスから
メールが来ていた。


『翔太やで。登録しとけよ!
5時にお前の家行くから。』

私はテンションが
MAXに上がり

『了解でーす☆』

そう返信しニヤニヤしながら
私は自分の部屋に行き

化粧を直しお気に入りの
香水を振り用意完璧っ♪

時間がまだあったので
私の大好きな歌を流し
ベッドでゴロゴロしていた。







~~~~♪♪。

私は気付くと眠っていた…
ふと携帯を見ると
着信がひたすら鳴っていた。


「やっばーー!」


時計を見るともう
5時30分だった…。

慌てて下に降り
玄関を開けた。


目の前には
バイクにまたがり
不機嫌そうに携帯を
いじっている翔太がいた。


翔太は私に気付き

「遅いねんっ。ちび!」

そう呟き私にヘルメットを渡し

「後ろに乗れ!」

と言った。

私はヘルメットを被り
後ろに乗り「…ごめん」
と呟きギュッと翔太に
抱き着いた。

翔太は笑いながら

「たまには可愛い所あるやん」

そう言ってエンジンをかけた。


私は顔を赤くして
翔太の背中をグーで殴り

「ばーか」

と言ってまた抱き着いた。

翔太は

「暴力女め!
後で覚えとけよっ!」

そう言ってフッと笑い
バイクを走らせた。
< 30 / 139 >

この作品をシェア

pagetop