‐最愛‐
そして砂浜に2人は座り
私はキラキラと光る
海をボーッと見つめていた。




「なあっ…。」

いきなり翔太が私に言う。

私は翔太の方に顔を向け

「んっ?」と呟いた。


「え~っと~…。うん…。」



















「前にも言ったけど
俺…まぢでお前の事
好きやねん…。
だから………。」






















その後の言葉を聞く前に
私は口を開いた。






















「うちも…好き。」


















翔太はヘッ?としながら

「今何て言った?」

そう呟いた。
















私は照れながらも


「だから~…。
うちも翔太が好きっ!!!」













思いきって私は人生
初めての告白をした。













翔太は驚いた顔で
キョトンとして
私を見つめる。













私は自分が言った事に
恥ずかしくなり
膝に顔を埋めた。
< 32 / 139 >

この作品をシェア

pagetop