‐最愛‐
「顔…あげて…?」

優しく低い声で翔太は私に言う。



私は顔がブアッと赤くなり
中々顔をあげれなかった。














「照れてんのー?」

翔太はちゃかすように
私に言ってフッと笑った。











私はその瞬間イラッとし
顔を上げ

「照れてないっ!!!」

大声で叫ぶ。

















その瞬間…

翔太の唇が私の唇に触れた。
















私はビックリして
また顔を赤らめて
手で顔を隠した。


















翔太は笑いながら
私の手を両手で掴み
顔から手を離した。

そして翔太は私の目を
ジッと見つめ

「俺の女に…なって?」


そう呟いた。



私は嬉しすぎて涙が
出そうになるのを堪え

コクリと頷いた。














その瞬間翔太は
ニッコリと笑って
私を抱き寄せた。















そして私は堪えていた
涙が一気に溢れ出した。
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