‐最愛‐
そして学校も終わり
美帆と仲良く帰った。

「なあなあ~お腹空いたから
あそこ行こ~っ!」

美帆がそう言って私達は
ファミレスに行った。

席に着き注文を頼み
私はパッと横を見ると
さっきのギャル男と
翔太がいた。

美帆に目で合図をすると
顔を赤くさせ私に微笑んだ。

「気持ち悪っ」

私は笑いながらそう呟き
運ばれてきたタラコ
スパゲティーを食べる。

「あんたが嫌いな
チャラ男もおるやんかあ」
と美帆は私に言う。

私は「本間最悪っ!」と
つい大声で言ってしまった。
その瞬間横から凄く
視線が感じる………。

「うーわ!愛里ちゃんや!」

案の定、翔太が私に言う。
私は「本間ついてない」と
思いながら無視をした。

そしてギャル男が翔太に
「え?何何?友達?」と
聞いている。

「友達ってかアド教えて
言うたら"チャラ"言われた。笑」

ギャル男はそれを聞いて
笑いをこらえながら
「ださっ」と言って
こっちに来た。

「こんちわ~♪
俺。翔太の友達で直哉!」

美帆の顔をパッと見ると

「うちの名前は美帆ですっ♪」
と言ってニッコリ笑っていた。

そして直哉は
「あっ!今日会ったよなあ?
こけてた子やあー!」
と言ってケラケラ笑っている。

「覚えててくれてたんや!笑
てか良かったらアド教えてー♪」

そして直哉はポケットから
携帯を出し「ほいっ♪」
と言って2人はアドレスを
交換していた。
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