‐最愛‐
「愛里ごめんな…?

もう本間にごめん…」







私は泣きながら

「謝るくらいやったら…

最初から…

あんな事言わんといてよ…」


そう呟きまた涙が溢れる。











「うん……。ごめん……。

なぁ…愛里…

もう少し時間くれへん…?」


翔太は肩を震わせ
俯きながらそう呟いた。






「分からへん…

翔太の気持ちが分からへん…

もう…うちら…




終わりなんかな…?」
< 52 / 139 >

この作品をシェア

pagetop