‐最愛‐
そして私達はキスをして
教室に戻った。



「愛里~大丈夫やった?」

美帆は心配そうな顔をし
私に言う。


「うんっ♪大丈夫やで!
翔太が助けてくれたもんな~?」

私はニッコリと笑い
翔太の方も見て言った。


翔太は髪の毛を
クシャッと触りながら

「おんっ!」と叫んだ。


美帆はニヤニヤしながら

「へぇ~。惚気ますねぇ~」

と言ってひじでポンポンと
私をちょかしてきた。



「あっ!今日直哉ん家で
鍋するけど2人共来るっ?」

翔太が私達に尋ねる。


その瞬間私達は声を揃え

「行くーーーっ!!!」

と大声で叫んだ。


翔太はフッと笑いながら

「うるさっ!!!
ぢゃあ6時に直哉ん家な!」

と言って友達の所に行って
ワイワイと喋っていた。
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