‐最愛‐
「気合い入れたもんね~♪」


「ね~♪」


2人はニヤッと笑い
ソファーに腰をかけた。


「あっはい!」

私は直哉に酎ハイとお菓子が
入った袋を渡した。


「お~センキュー!!」


そう言って袋を手に取り
冷蔵庫に酎ハイを入れて

鍋の用意をしていた。



「てか翔太まだ来てないん?」

私は直哉に聞く。



「あ~…うん。
何か仕事で遅れる言うてたわ。」



「えっ!?翔太仕事してるん!!??」

私は声を張り上げた。


「知らんかったん?
あいつ兄貴のバーで
働いてんねん。」



「へ~…そうなんや。」



うち翔太の事何も知らんやん…

そう思うと恥ずかしくなった。




「てか!翔太何時に終わるん?」

私は直哉に尋ねた。



「ん~今日は早く抜ける
言うてたから~
7時位ちゃうっ??」


そう言って直哉は
私達の前に座った。
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